
超音波分析
Ultrasound-Based Analysis
手術前に超音波で脂肪層の厚みと境界、筋肉の位置・境界・深さを確認します。血管は必要なときにドップラーで確認し、設計に反映します。
超音波分析の核心
脂肪層の深さ測定
超音波で部位ごとの脂肪層の厚みと境界を確認します。
筋肉の位置・境界・深さ
超音波で手術部位周辺の筋肉の位置と境界、深さを確認します。
血管の確認(必要な場合)
必要な場合にドップラーで主要な血管の位置を確認し、手術計画の参考にします。
オーダーメイド設計
分析結果をもとに、個人ごとのオーダーメイド施術計画を立てます。
超音波の診察で確認できること、 断定が難しいこと
超音波検査は、診療の過程で超音波検査室にて行います。皮膚と皮下脂肪の厚み、層の境界、脂肪の分布を確認し、画像所見を診察結果と併せて解釈します。
超音波は必要な場合に、皮膚と皮下脂肪の厚み、層の境界、脂肪の分布を確認する助けになります。ただし、すべての癒着を確定的に診断したり、結果をあらかじめ予測したりする装置ではありません。測定値は検査条件によって変わりうるため、診察所見と併せて解釈します。
- 皮膚と皮下脂肪の厚み — 選んだ部位で層がどれくらい厚いかを測ります。
- 層の境界 — 脂肪層とその下の構造が分かれる位置を確認します。
- 脂肪の分布 — 同じ部位の中でも厚みがどう変わるかを見ます。
- 筋肉の位置・境界・深さ — 超音波で手術部位周辺の筋肉の位置と境界、深さを確認します。
超音波だけでは 決まらないこと
超音波が答えを代わりに決めるわけではありません。次の四つは超音波だけでは確定せず、診察所見と併せて判断します。
- 結果をあらかじめ確定しません — 測定は現在の状態を見るものであり、手術後の姿を予測するものではありません。
- 測定値は検査条件によって変わりえます — プローブを当てる圧、測る位置、検査者によって値が変わります。
- 臨床的に合意された基準値はまだありません — 厚みが何ミリ以上なら手術の対象、といった一般化された基準は確立されていません。
- 全身の体脂肪率を正確に代替しません — 部位ごとの厚みから推定した全身の値は、とくに過体重・肥満で誤差が大きくなります。
このページの説明は一般的な医学情報であり、個別の診断や治療の推奨ではありません。実際に適用するかどうかと、その方法は、診察で現在の状態を確認したうえで決定します。
参考資料
以下はこのページの説明を裏づける外部の研究です。いずれも他機関の研究結果であり、NBプラスティックサージェリーの治療成績ではありません。
- Neagu M, Neagu A. A Decade of Progress in Ultrasound Assessments of Subcutaneous and Total Body Fat: A Scoping Review. Life (Basel), 2025;15(2):236.
関連する説明 · 超音波による皮下脂肪の厚み測定に関する一般的な根拠と限界を説明する文献です。NBが実際に評価する範囲は、本ページに明示した診療基準に従います。
- Azzi AJ, Lafrenière AS, Gilardino M, Hemmerling T. Ultrasonography Technique in Abdominal Subcutaneous Adipose Tissue Measurement: A Systematic Review. Journal of Ultrasound in Medicine, 2019.
関連する説明 · 測定値がプローブの圧・測定部位・検査者によって変わりうるため、標準化された測定方法が必要だという限界説明の根拠。
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